月の暦 Ver.0.40
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🌕はじめに
特徴
- MoonとMonthの月をモチーフにしたコンパクトカレンダー
 
- デザインを細かくカスタマイズ可能
 
- スケジュール管理機能あり(Microsoft Outlook準拠)
 
制限事項
- 海外時差やサマータイムには未対応
 
- 分時単位の細かなスケジュール管理は不向き
 
- Outlookのバージョンによっては未対応
 
🌕インストール
動作確認環境
- Microsoft Windows 11
 
- Microsoft Outlook 2021
 
インストール
- mooncal.zipをダウンロードする
 
- mooncal.zipを適当なフォルダーに解凍する。
 
アンインストール
🌕基本的な使い方
起動及びカレンダー表示
- mooncal.exeをダブルクリックするとタスクトレーに常駐
 
- タスクトレーをマウスで右クリックして、月の暦のアイコンをダブルクリックするとカレンダーを表示
- フレーム右端の月のアイコンをクリックすると前月、当月、または次月のカレンダーを表示
 
- フレーム左端の月の数字および年の数字を右クリックすると月単位、年単位でカレンダーを移動
 
 
スケジュール表示
- カレンダーの特定の日付をダブルクリックすると、その日の予定のリストが表示
 
- さらに予定のリストをダブルクリックすると、予定の詳細を表示
 
メインメニュー表示
- カレンダー上で右クリック(またはタスクトレーで右クリックする)すると、メインメニューを表示
 
- メニューから、表示・非表示、月日表示切替、新規予定、インポート、Outlook同期、祝祭日取得、設定を選択するとそれぞれの機能へ
- 表示(非表示):一時的にカレンダーの表示・非表示を切り替え。非表示の場合はタスクトレーから表示に切替
 
- 月日表示切替: カレンダー表示⇔当該日の予定リストを切り替え
 
- 新規予定:予定の追加参照
 
- インポート:インポート参照
 
- Outlook同期: Outlookとの同期参照
 
- 祝祭日取得:
- 総務省のHPから最新の祝祭日のDLする
 
- 年1回程度更新必要
 
- Outlook管理の場合は必須でない(Outlookの機能に任せる)
 
 
- 設定:詳細設定参照
 
 
- 仕様
- RFC 5545 - iCalendarに対応したスケジュールファイルをインポート
- 拡張子が.icsのファイル
 
- インポートできる項目は 下記のスケジュールの管理情報のみ。
 
- 定期的なアイテムに関する情報(3.3.10. Recurrence Rule)には未対応
 
 
 
- インポート方法
- [設定]→[予定(1)]で管理方法から手動管理を選択
 
- [インポート]を選択し、ファイル名(ics形式)を選択
 
 
🌕スケジュール管理
基本事項
- 予定のある日には○、□、_などのマーカーを表示
 
- 予定は仕事、旅行、通院など分類分けができ、マーカーの色は 分類で設定した色が反映される
 
- 管理期間で指定した予定のみ表示され、期間外の予定は非表示となる
 
- Outlook管理と手動管理の二択であり双方の併用は不可(例外:月の暦からの予定追加を許容)
 
- Outlook管理の場合、全期間を同期すると動作が重くなるため、管理期間は6か月程度を推奨
 
管理方式の選択
- メインメニューから[設定]→[予定(1)]で管理方法からOutlook管理か手動管理を選択
 
- Outlook管理時
 
- 手動管理時
- 使用開始後にOutlook管理に変更すると手動管理で入力したデータは消去されるので注意
 
 
- Outlookとのスケジュール同期
- Outlookは必ず事前に終了
 
- カレンダー上で右クリック(またはタスクトレーから)「Outlook同期」を選択する
 
- Outlookと月の暦のDBを照合して、相違があれば確認メッセージが出る
 
- OKを押すと同期を開始
 
- スケジュールと同時にOutlookに設定されているスケジュール分類も取得
 
 
- 予定の追加
- メインメニューから新規予定を選択またはカレンダー上の特定の日をダブルクリック
 
- リストを選択して右クリック
 
- 新規予定を追加画面で必要な情報を入力
 
- 追加ボタンを押すと、予定を追加。
 
 
- 予定の削除
- カレンダーの特定の日付をダブルクリック
 
- 予定のリストをダブルクリックすると、予定の詳細を表示
 
- 削除ボタンを押す
 
 
- 予定の変更
- カレンダーの特定の日付をダブルクリック
 
- 予定のリストをダブルクリックすると、予定の詳細を表示
 
- 必定な変更をする
 
- 更新ボタンを押す
 
 
定期的な予定
- 
通院や習い事など週や月単位で繰り返される予定の管理に使用する
 
- 
Outlookの定期的な予定の操作画面に準拠している
 
- 
定期的な予定は起点となる開始日と頻度を設定すると、その後の繰り返しの日が自動設定される
 
- 
予定の設定
- 
定期的スケジュールボタンを押す
 
- 
定期的な予定の編集を押す
 
- 
開始時間、終了時間、開始日、終了日、反復回数を指定
 
- 
日、週、月、年単位で以下の詳細を設定
| 頻度 | 
詳細指定 | 
| 日単位 | 
間隔の日数または[すべての平日]を指定 | 
| 週単位 | 
間隔の週数または曜日を指定 | 
| 月単位 | 
間隔の月数および週曜日(例、第3日曜日)を指定 | 
| 年単位 | 
間隔の年数および、月単位と同様の頻度指定 | 
 
- 
[OK]ボタン押す
 
 
- 
予定の解除
- 予定の詳細を開く
 
- 定期的な予定の編集を押す
 
- [設定解除]ボタンを押す
 
 
- 
予定の編集
- 定期的な予定の編集を押す
 
- 必要な修正を加える
 
- [OK]ボタン押す
 
 
全般
- 表記
- 英語、日本語、日本語(和風)のいずれかから選択
 
- 日本語(和風)は「弥生」など古い月の名称で、年号は和暦で表示
 
 
- 表示位置
- 左上隅、右上隅、左下隅、右下隅、任意位置(中央)のいずかを選択
 
- マージンはそれぞれの隅からの内側に向けたマージン
 
 
- 起動時にカレンダーを表示
 
- 常に手前に表示
 
デザイン(1)
- フレーム部分
- [設定]→[デザイン1]で背景色、文字色
 
- 背景画像
 
- 文字サイズをポイントで指定
 
 
- カレンダー部分
- 背景色、文字色を指定
 
- 文字比率はフレーム部分の文字の大きさの対する比率を指定
 
 
デザイン(2)
- スケジュールマーカー
- マーカーの形状
 
- 複数スケジュールを反映
- 同日に複数スケジュールがある場合、分類の色をグラデーションする
 
 
- マーカーの大きさ
 
 
- 月ボタンの外観
 
- 透過度
- カレンダー全体の透過度を%で指定
 
- 再始動後に反映される
 
 
- [設定]の[項目設定]から分類を選択
 
- 色を選択し、分類名を入力して、→ボタンを押すと分類項目を追加
 
- 設定されている分類を選択後、←ボタンを押すと分類が削除
 
記念日
- 
誕生日など毎年同じ日に起きる予定を表示するのに便利
 
- 
[定期的な予定]と異なり、恒常的に予定が設定される
 
- 
[記念日を表示]で表示・非表示切り替え
 
- 
[文字色]でカレンダーに表示する色を設定(標準は深緑色)
 
- 
設定方法
- 追加:記念日の開始日時、頻度(毎年、毎月、毎週)を選択し、記念日の名称を入力し、[追加]ボタンを押す
 
- 削除:既存の記念日をリストから選択した状態で、[削除]ボタンを押す
 
- 更新:既存の記念日をリストから選択した状態で、情報を変更し、[更新]ボタンを押す
 
 
予定(1)
- 
管理方法
 
- 
管理期間
 
- 
同期頻度
- Outlookとの同期の頻度を、指定なし、起動時、毎日、毎週、毎月から選択
 
 
- 
月の暦からの予定追加を許容
- Outlook管理か手動管理かに関わらず、月の暦に追加した予定をOutlookにも反映
 
 
- 
同期期間外の予定も残す
- Outlookでの同期時に管理期間外のスケジュールも残す
 
 
予定(2)
- 定期的な予定
 
- 定期的な予定の起点の追跡期間
- 定期的な予定は起点日をもとにして、その後の繰り返しの日が自動で設定される
 
- 起点日を、現在からいつまで遡って同期するかを期間を指定
 
 
🌕ライセンス
以下の条件(MITライセンス 相当)で公開しています。
ソースコード形式かバイナリ形式か、変更するかしないかを問わず、以下の条件を満たす場合に限り、再頒布および使用が許可されます。
- ソースコードを再頒布する場合、上記の著作権表示、本条件一覧、および下記免責条項を含めること。
 
- バイナリ形式で再頒布する場合、頒布物に付属のドキュメント等の資料に、上記の著作権表示、本条件一覧、および下記免責条項を含めること。
 
- 書面による特別の許可なしに、本ソフトウェアから派生した製品の宣伝または販売促進に、SATOS601の名前またはコントリビューターの名前を使用してはならない。
本ソフトウェアは、著作権者およびコントリビューターによって「現状のまま」提供されており、明示黙示を問わず、商業的な使用可能性、および特定の目的に対する適合性に関する暗黙の保証も含め、またそれに限定されない、いかなる保証もありません。著作権者もコントリビューターも、事由のいかんを問わず、損害発生の原因いかんを問わず、かつ責任の根拠が契約であるか厳格責任であるか(過失その他の)不法行為であるかを問わず、仮にそのような損害が発生する可能性を知らされていたとしても、本ソフトウェアの使用によって発生した(代替品または代用サービスの調達、使用の喪失、データの喪失、利益の喪失、業務の中断も含め、またそれに限定されない)直接損害、間接損害、偶発的な損害、特別損害、懲罰的損害、または結果損害について、一切責任を負わないものとし
ます。
 
🌕謝辞
本ソフトは以下のライブラリを使用しています。個々のライブラリのライセンスは、各々の規定に従ってください。
🌕連絡先等
🌕変更履歴
- Ver.0.10 初版完成
 
- Ver.0.20 背景画像の時期別設定変更を追加
 
- Ver.0.30 新規予定追加のバグを退治
 
- Ver.0.40 月の暦からOutlookへの予定追加機能を追加